2017年5月27日カテゴリー:

株式投資の三つの醍醐味

拓也:投資するには、何を勉強すればいい?
正弘:財務諸表の読み方
拓也:俺が、数字に弱いのを知っていて言うか!

初めて投資運用を行う時、少ない金額を用いて自分の判断で売買を行う株式投資が良いと思います。
経済情報に敏感になり、経済のほかに、社会のこと、海外のことなどをいろいろ勉強するようになります。

 

企業業績を調べて投資先を絞り込むのは、初心者には難しいので、配当金(配当利回り)と株主優待(優待利回り)で絞り込むのも一つの方法です。
これは、株式投資の三つの醍醐味のうちの二つです。
あとの一つは、値上がり益です(逆に企業業績で投資したお金が減少になることもあります)。

配当金と株主優待を受けるには、企業の定める権利確定日に株主名簿に登録されている必要があります。
配当金は、保有している株式数に応じて配当されます。おおむね安定している配当金ですが、企業の業績により増配になったり、無配になったりします。

 

株主優待は、すべての企業が行っているわけではありません。
また、企業の都合により優待制度の変更、廃止があります。
株主優待を行っている企業の定める一定の株式数(これを単元と言います)を保有していると、自社製品やサービスの提供を受けることできます。
サービスには、無料券、割引券、図書カードなどの金券、お米など特産品、利用した金額のキャッシュバックなどがあります。

 

株主優待で楽しみながら、投資運用の勉強ができます。
(山梨県FPセンター・井上和仁)