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奨学金とライフプラン - 山梨県FPセンター山梨県FPセンター
2017年4月22日カテゴリー:

奨学金とライフプラン

緑:夏休みの旅行予約取れたけど、私が休みとれるか分からなくなってきたの。
大地:キャンセルする?
緑 まだはっきり休日が決まらないのよ。

経済的理由で進学が難しい学生を応援してくれる、奨学金制度。
大学や地方自治体をはじめ、多くの団体で奨学金制度を設けているところもあります。その制度内容は、それぞれ違います。

奨学金の代名詞ともいわれる「独立行政法人 日本学生支援機構」の奨学金制度を例にとりますと、奨学金には大きく分けて返還義務のない給付型と返還義務のある貸与型があります。

 

この貸与型で毎月8万円を4年間貸与されると総額384万円になります。
貸与利率を上限の3%として20年間での毎月返還型なら月に2万1531円の返還で、総額約516万円の返還です。
返還の言葉を返済に置き換えると、貸与型の奨学金は借金ということが実感できるのでは。

 

中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割が就職して3年以内に離職する七五三退社の問題があるように、収入が減り、奨学金を返せなくなる時もあります。
このようなときは、早めに日本学生支援機構に連絡して、減額返還、返還期限猶予などの手続きをしてみてください。

 

人口減少、人手不足などの対策として、秋田県の「県内就職者に対する奨学金返還助成制度」のように奨学金返還を支援する自治体、企業もあります。
奨学金利用を検討するときは、ライフプランの作成も検討してください。
(山梨県FPセンター・井上和仁)