2017年1月7日カテゴリー:

自分の働き方は、ライフプランを充実させる重要な要素

光一:オリンピックで金メダルもらうのが、僕の目標!
母:何の競技で?
光一:うーんと、水泳。
母:じゃあまず、泳げるようにならないと。

新しい年になると、目標を掲げる方が多いのですが、毎年同じ目標、目標倒れになっていませんか。

高い目標ほど、高いモチベーション(やる気)を生み出します。

高いモチベーションを継続するために、すぐに成果のわかる1年ぐらいの短期目標、5年ぐらいの中期目標、ゴールへの長期の目標と、目標を組み立てていくことが大事です。

 

長期の目標となると、ライフプランと重なることがあります。
このライフプランに多大な影響を与える、働き方をめぐる環境が変わりつつあります。

ます労働環境の改善として、残業の廃止、定休日の復活、24時間営業の廃止。福利厚生では、社会保険への加入対象者の拡大(新たな 106万円の壁)、育児休業、介護休業が取得しやすいように制度面の後押し。

 

注意していただきたいのは、何かと話題の配偶者控除の見直しです。配偶者の年収が150万円までが控除対象となっても、依然103万円の課税の壁、130万円の社会保険加入の壁はあります。

扶養者には税制面の控除制度は残りますが、企業によっては扶養者手当などの家族手当の廃止を含めた見直しを検討しているところもあります。
自分の働き方は、ライフプランを充実させる重要な要素です。
(山梨県FPセンター・井上和仁)